非常袋に「涼」を取るものを入れよう
2025年7月30日の津波警報時、北海道に住んでいる私の友人は中学校の体育館に避難しました。
ちなみに、「LINEスマート通知」をグループLINEに送ってきてくれたので非常に助かりました。
これ、ありがたいシステムです。
避難所で落ち着いたころに、友人本人から連絡がきました。
北海道なので本州より涼しく27度。
でも、避難した体育館はエアコンがなく暑くて大変だったそうです。
非常袋は持参したものの、身体を冷やせるものはなく。
カイロは5つ入っていたけれど……。
夕方には注意報に切り替わり、無事自宅に戻れたそうですが、非常袋の中身を再点検すると言っていました。
私はカイロや薄手のブランケットなど、暖を取るものは非常袋に入れているけれど、
涼を取るものは入れていなかったということに気づきました。
振り返れば、大きな地震は冬から春先に多かったから。
関東大震災は9月1日だけど、その教訓が生かされている人はそんなにいないし。
ということで、扇子を非常袋に加えることにしました。
季節商品なのか、100均ですんなり手に入りました。かさばらないし良さそう。
そして、普段使っている汗拭きシートと水の要らないシャンプーも加えました。

新たに買い足した非常袋の中身。
左から扇子、 水の要らないシャンプー、汗拭きシート
季節ごとに非常袋の中身を入れ替えるのが理想だけど、これはなかなか難しい。
最近は季節の境目があいまいだし。
「暑い寒い」両方に対応するものを入れておくことが大切かなと思いました。
でも今回のことで、避難した友だちも他の友だちも避難袋の定期点検の大切さに気付いたくれたのは、嬉しいです。
ちなみに私は、毎年1月(阪神淡路大震災、能登半島地震があった月)に火非常袋と非常食の点検をしています。
なんという偶然か、7月30日に防災ヨガ講座を開催していました。
自分の伝えていることは、たいして役にたたないのかも。
でも何も知らないよりはマシでは。そう思いながらも、伝えられることは全て伝えました。
そしてこの日の出来事を教訓にまた、内容を見直したいと思いました。
防災ヨガ講座に興味のある人