学童保育のキッズヨガ~パン作りで、ウクライナに心を寄せて
ヨガを通して「好き」な自分に。
ヨガファミリーのキッズヨガ&親子ヨガでは、
・子ども達が、心も体も強くしなやかになれるように。
・子ども達が、自分も他人も愛せる人間になれるように。
・親子が「なかよく」いられるように。
を目指したクラス作りをしています。
と言いつつ、走り回ったりゲームをしたりと、ヨガとは思えない
にぎやかクラスです。
表題のコラムです。
学童保育でのキッズヨガ。
今回はパン作りをテーマにしました。
好きなパンを言い合って、
パン作りをテーマにした写真絵本を読み聞かせ。
パンの作り方が詳しく載っています。
どのパンもおいしそうで、
「お腹すいたー」「○○パン食べたい」
絵本には、青空の下黄金の麦畑が広がる写真がありました。
「この写真みたいに、上が青で下が黄色の国旗はどこの国?」
と私が質問すると、子ども達は「ウクライナ」と答えました。
ウクライナは、パンが主食で麦を多く作っていること。
日本にもたくさん輸出していること。
でも、ロシアと戦争をして、
畑が荒らされて、作る人が兵隊に取られてしまい、麦が作れなくなって
皆大変な思いをしていること。
ウクライナの人はもちろん、
日本を始め多くの国がウクライナ産の小麦を使っているので、
パンや小麦の値段が上がっていること。
また、日本人がお米を大切なように、
ウクライナやヨーロッパの人にとっては
パンはとても大事。生命だってこと。
そして。
この戦争が始まって2023年2月24日で、
ちょうど1年経ったこと。
お話の最後は、こう締めました。
「先生は、こんな話したくなかった。
皆でパン作りしよう、イエーイ!(←死語)
みたいなお話にしたかったけど、
どうしても今伝えないといけないと思ったんだよ」
皆、黙って聞いてくれました。
難しいお話の後は、パン作り。
生地を混ぜる→こねる→発酵→オーブンで焼く、を体で表現。
パンを食べた後は、クロワッサン(三日月)のポーズで夢見のポーズ。
遊びの中で、社会情勢を分かりやすく伝えています。
学童保育や放課後等デイサービスでのキッズヨガお受けします。
(放課後等デイサービスで、非常勤職員の経験あり)